Date YOGA BLOG

2020/07/25

YES , YOKO ONO

随分昔に読んだオノヨーコの本に目の前でジョンレノンを亡くした彼女が悲しみに暮れているさなか、追い打ちをかけるように彼女に対する誹謗中傷の嵐の中、ヨーコが選択したのはその誹謗中傷や嫌がらせをする人たちに対し祝福を送ることだった、とあった。

当時の私はなぜそんなことができるんだろうか?とあまりピンときてはいなかった。
経験を重ね、人と関わる中で時には、くそ-っ!!なんで!?と内に怒りの熱を感じることもある。
でも昔の自分と違うところ、例えば何かネガティブなエネルギーを放っている人、事を見たり聞いたり、そして体験すると昔は時間をかけてそのどうしようもないその感情の渦の中で悶々としていた、それがここ最近はその相手に向かって「どうか幸せになってくれ!」と心から願うようになった。

それはなぜか?私は分析する癖がある。
自分の心が満たされている時は誰かを攻撃したいなんて思えないし、同様に劣等感や嫉妬心が沸き起こることもない。自分へのエネルギーが不足している時にその不足を何かで補おうと自分以外の外側に向かいがちになる、
私自身もそうだった・・・。

そこに気づけたのもヨガを実践する中でエネルギーの使い方を随分意識できるようになったからだ、ヨガはエネルギーワークそのものだった。

今は新しく出現したコロナという問題に加えてSNSの問題やアメリカで巻き起こっている人種差別の問題など今までもあった人間同士の問題までが噴出している。
その現象に対し向けるエネルギーの形は様々。

で、久々に思い出してオノ・ヨーコの本を読み返した、彼女は他人の幸せを祈る事によって自分の中にある恐怖や怒りに気付き、それらの感情が自分の気持ちを弱くしていたことに気付いたのだ、と。そして人のために祈ることが、結果として自分の心と健康に良い影響を与えているのだ、と。
YES! Bless you、Yoko !

自分の大切なエネルギーをどう扱うのか?
This is my practice.

なみ

INSTRUCTOR

なみ
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