2022/09/20
生きがいの変化
とあるお坊さんが法話で紹介されていて興味を持ち、神谷美恵子さんの『生きがいについて』という本を読みました。
この本では生きがいのさまざまを
①生存充実感への欲求を満たすもの
②変化と成長への欲求を満たすもの
③未来性への欲求を満たすもの
④反響への欲求を満たすもの
⑤自由への欲求を満たすもの
⑥自己実現への欲求を満たすもの
⑦意味への欲求を満たすもの
『生きがいについて』著:神谷美恵子 みすず書房より引用
の7種類に分類していてあり、最近自分は専ら①に生きがいを感じる生活を送っています。
毎日安心して布団で寝られること
見上げた空が綺麗なこと
お腹空いた時にごはんが食べられること
飼い猫がかわいいこと
等々。。
あげればきりがないです。
ただ、元々は新しいことやチャレンジすることが大好きで、個人事業主ということもあり、②や④や⑥に重きを置くことが多かったのですが、ここ数年公私共にこれまで経験したことのない様な出来事が多々あり
健康で
仕事がちゃんとできて
衣食住が安定している
という今まで“当たり前”だと思っていたことは決して当たり前ではなく、とても有り難いことなのだと身にしみました。
自分自身この心境の変化に戸惑いがあって「何か新しいことやらなくていいの。。?」と不安になることもありましたが、何が良い・悪いではなく、自分の感覚やその変化をもそのまんま認めることが大切なんじゃないかなと思うようになりました。
単に歳を重ねての心境の変化かもしれませんが、今あるものを大切に、素直に向き合いたいと思う今日この頃です。
