2020/10/5
波から凪へ
さて、前回の続きです。今回は実践編。(前回の記事はこちらから >>)
どうやったら心を穏やかに、平安に導くことができるのか?
呼吸です。
プラーナヤーマ(呼吸法・調気法)ともいいますが、
いつでもどこでもできます。
1分間に平均15~20回している呼吸。
1日に約2万回~3万回のうちの、数回に意識を向けてみるのです。
心がゆらり波のように揺れている時には、5分、いや1分でも大丈夫です。
楽に座って目を閉じて、ゆっくりと息を吐いて
自分の内側のゆらゆらのそばにある、少しだけ静かな部分を探っていきます。
吸うこともお忘れなく。
しだいに、その静かな部分が内側全体に広がりはじめ、
言いようのない穏やかさがおとずれます。
呼吸を丁寧に扱うと、心も応えてくれるのですね。
ぜひご自身でもやってみてください。
体感することで自分のものになりますよ。
【心が思考形式をやめるとき、それは静かな湖のように澄んで、そこに本当の<自分>が映る】
では、本当の<自分>ってなんだろう?
次回につづきます
